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不動産・住宅マガジン
REAL ESTATE & HOUSE MAGAZINE
NO.008
不動産売却にかかる手数料は?諸費用について解説

#お金のこと
#不動産基礎知識
不動産売却にかかる手数料は?諸費用について解説
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不動産売却にかかる手数料や諸費用は、売却金額だけでなく、さまざまな要因に左右されてしまいます。
主な費用を項目毎にまとめてみました。
売却したけどこんなに諸費用ってかかるのって事が無い様に事前にしっかり確認してくださいね!
1. 仲介手数料が必要になります
不動産会社に物件の売却を依頼して、売却が成立した場合に支払う費用です。仲介手数料は法律で上限が決まっており、以下のように計算されます。
成約価格(税抜) | 仲介手数料の上限 |
---|---|
400万円超 | 「成約価格(税抜)×3%+6 万円 」+消費税 |
200万円超~400万円以下 | 「成約価格(税抜)×4%+2 万円」+消費税 |
200万円以下 | 「成約価格(税抜)×5%」+消費税 |
例:
• 500万円×3%+6万円 = 78万円 合計:96万円+消費税
• 300万円×4%+2万円 =14万円+消費税
• 200万円×5% = 10万円=10万円+消費税
まるお不動産なら【売却応援フェア】開催中で、売却時の仲介手数料50%OFFでご対応可能です。
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2. 売却して利益が出たら所得税がかかります。
不動産を売却して利益が出た場合、利益に対して税金(譲渡所得税)がかかります。税率は、所有期間に応じて異なります。
• 所有期間が5年以下(短期譲渡):約39%
• 所有期間が5年超(長期譲渡):約20%
ただし、特例がいくつかあり、3,000万円の特別控除などが適用される場合もあります。自宅を売却した場合など、条件により税金が軽減されることがあるため、専門家に相談すると良いでしょう。
3. 抵当権抹消費用
不動産にローンが残っている場合、売却時に抵当権を抹消する必要があります。これには登記手続きが伴い、司法書士に依頼することが一般的です。
費用:
• 抵当権抹消の登録免許税:約1,000円(1件あたり)
• 司法書士への報酬:約1〜5万円
4. 測量費用
土地を売却する場合、特に境界線が不明確な場合は、測量が必要です。測量には「確定測量」と「現況測
量」などがあり、範囲や内容によって費用が異なりますが、一般的に10〜50万円程度かかります。
5. リフォーム・修繕費
物件をより高く売るために、リフォームや修繕を行うことがあります。これは必須ではありませんが、内覧の際に物件の印象を良くするために行うことが多いです。修繕の内容によって費用が異なり、小さな修繕であれば数万円、大規模なリフォームなら数百万円かかる場合もあります。
6. 引越し費用
売却に伴い引越しが必要になる場合、当然その費用も発生します。引越し費用は、物の量や距離に応じて異なり、一般的には数万円〜十数万円が目安です。
7. その他の諸費用
• 印紙税:売買契約書に貼る印紙の代金。契約金額によって変わりますが、例えば、売買代金が1,000万円以上5,000万円以下の場合は1万円(軽減措置適用)。
• 登記費用:名義変更に伴う登記の費用(通常は買主負担ですが、ケースにより協議が必要)。
これらの費用は物件や状況に応じて異なりますので、具体的な売却計画がある場合は、まるお不動産にご相談ください。事前に詳細な見積もりやアドバイスを受けることができますよ!