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不動産・住宅マガジン
REAL ESTATE & HOUSE MAGAZINE
NO.014
根抵当権と抵当権の違いとは?わかりやすく解説

#お金のこと
#不動産基礎知識
根抵当権と抵当権の違いとは?わかりやすく解説
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#お金のこと
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#不動産基礎知識
抵当権と根抵当権は、どちらも不動産などの財産を担保にしてお金を借りる際に使われる権利ですが、その特徴や用途に違いがあります。
抵当権
抵当権は、特定の借金を担保するために設定される権利のことをいいます。つまり、特定の借入れについて、返済ができなくなった場合に備えて、不動産などを担保に供するものです。
対象の借金が特定 : 借り入れる金額や契約内容が最初から特定されています。
単一の取引に使う : 一度の借金に対してのみ設定され、その借金が返済されれば抵当権は消滅します。
例 :住宅ローンなど、特定の借入れに対して設定されます。
根抵当権
根抵当権は、複数回の借入れを想定して設定される抵当権の一つです。
主に、継続的に取引を行う場合や、将来の取引に対しても同じ不動産を担保に使うために用いられます。
債務の範囲が決まっていない : 最初に具体的な借入れの金額は決まっておらず、将来にわたって複数回の借入れが可能です。
限度額の設定 : 借入れできる金額に限度がありますが、その範囲内で何度も借入れ・返済を行うことができます。

~主な違い~
■ 抵当権 : 特定の借入れに対して設定される。
■ 根抵当権 : 将来にわたる複数の借入れを想定して設定される。
つまり、抵当権は一回きりの取引を保障するものであり、根抵当権は継続的な取引に対して担保を提供する仕組みです。
抵当権や根抵当権が設定されている物件のご相談は、まるお不動産までお気軽にご連絡ください!